とりあえずの備忘録

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Apache バーチャルホストによりIPアドレス1個でサブドメイン毎に別のサイトを作る

IPアドレス1個しかないサーバーで、blog.myserver.comとsns.myserver.comというサブドメインを作って、それぞれ別のサイトを作ったときのメモです。

バーチャルホストとは?

1台のWebサーバで複数のドメイン名のWebサイトを運用すること。Webサーバソフトの機能の一つ。サーバに複数のIPアドレスを割り振ったり、1つのIPアドレスに複数のドメイン名を割り当てることにより、1台のWebサーバで複数のWebサイトを同時に運用することができる。小規模なサイトをいくつも運用するような場合、バーチャルホストを利用すれば何台もサーバを用意せずに済む。

バーチャルホストとは 【virtual host】 - 意味・解説 : IT用語辞典
バーチャルホストを利用するに当たって、検討しておかなければならないことがある。バーチャルホストには、「NAMEペース」「IPベース」という2種類の方式があるのだ。1つのIPアドレスで実現できるのが「NAMEベースのバーチャルホスト」、複数のIPアドレスを単一のApacheで処理するのが「IPペースのバーチャルホスト」で、それぞれメリット/デメリットがある。

バーチャルホストによる複数サイトの同時運用(1/2)

NAMEペースのバーチャルホストを設定する

使用するホストをDNSに追加するためBINDのゾーンファイルに追加する

blog IN A 192.168.0.10
sns IN CNAME blog

Apacheの設定ファイルにバーチャルホストの設定をする

NameVirtualHost *:80

<VirtualHost *:80>
 ServerName blog.myserver.com
 DocumentRoot /var/www/blog
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
 ServerName sns.myserver.com
 DocumentRoot /var/www/sns
</VirtualHost>

http://blog.myserver.com/index.phpをリクエストすると、/var/www/blog/index.phpが送られる。
http://sns.myserver.com/index.phpをリクエストすると、/var/www/sns/index.phpが送れれる。

 

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