Linux OSインストール済みのLinuxマシンにHDDを増設してソフトウェアRAIDを構築する その1
OSインストール済みのLinuxマシンに、SATAボードによってHDDを増設して、ソフトウェアRAIDを構築するためのメモです。
RAID(レイド)とは?
RAIDとは、Redundant Array of Inexpensive Disks(リダンダント・アレイ・オブ・インエクスペンシブ・ディスクズ)の略で、データを複数のハードディスク(磁気ディスク装置)に分散することで、性能と耐障害性を同時に確保するための技術です。
ストレージ 用語解説 RAIDとは - Fujitsu Japan
作業マシンの構成
- ショップPC(LGA775対応マザーボード・P4M900チップセット)
- OSは「Fedora Core 4」
- PCIスロット増設したSATAボードは、玄人志向の「SATA4P-PCI」
- SATAボードに「250GBのSATAのHDD4台」を接続
今回のRAID構成は、追加したHDD4台全てを使って「RAID0」(ストライピング)。
SATAボードとHDD増設
PCIスロットに玄人志向「SATA4P-PCI」を挿入し、そこにHDD4台を接続する
4つあるポートに赤いSATAケーブルを繋いで、HDDを接続している状態。
電源を入れて、増設したSATAボード(HDD4台)を確認する
電源を入れた直後の画面で増設されていることを確認。
X Window(GNOME)のハードウェアブラウザ画面で確認する
Fedora Core 4起動後、左上のメニューから「アプリケーション」⇒「システムツール」⇒「ハードウェアブラウザ」でハードドライブの項目からデバイス情報を確認。
増設したHDD4台は(/dev/sda、/dev/sdb、/dev/sdc、/dev/sdd)とそれぞれ認識。
SATAボード・HDD増設は以上です。続きはこちら。