Samba Windowsの共有ディレクトリをLinux上でマウントする
Sambaとは何か?
Samba(「サンバ」と呼称します)は、以下の UNIX および UNIX互換マシンを Windows NT/2000互換のファイルサーバ/プリント・サーバにするオープン・ソース・ソフトウェアです。 GPL (GNU General Public License) の元、自由に利用することができます。
日本Sambaユーザ会 - Sambaとは
サービスを起動する
# chkconfig smb on
マシンを再起動して自動的にサービスが開始されるかを確認する。
Windowsの共有ディレクトリをLinux上でマウントする
共有の設定例
- Windowsマシンのコンピュータ名は"ZIDANE"
- 共有ディレクトリは"data"
- ユーザーは"yamada"
- パスワードは"abcd"
- マウントする場所は/mnt/smb
# mkdir /mnt/smb
# mount -t smbfs -o username=yamada,password=abcd //ZIDANE/data /mnt/smb
"-t"のファイルタイプにはsmbfsを、"-o"のオプションでWindowsマシンのユーザーとパスワードを指定、Windowsの共有ディレクトリは「//コンピュータ名/共有ディレクトリ」という形式で指定する。
システム起動時にWindowsの共有ディレクトリを自動的にマウントする
/etc/fstabに以下の行を追加する
//ZIDANE/data /mnt/smb smbfs username=yamada,password=abcd 0 0
再起動してマウントされているか確認する
# df -h
「出力結果」
Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
……
//ZIDANE/data 233G 183G 51G 79% /mnt/smb